Wi-Fiが繋がらない、でも、有線LANはある?
旅先のホテルでWi-Fiの繋がりが悪かったり、LTEの入りが悪かったりするので、部屋の有線LANのコネクタを活用できるよう、無線LANルーターが欲しいときがあります。
PLANEX ちびファイ3 MZK-DP150Nをレビュー
そんな背景があり、プラネックスから無線LANルーターの新製品が出たとのことだったので、購入してみました。
Amazonの過剰梱包とも思える箱から取り出したのはこちらのパッケージ。

真っ白な箱の側面に製品ラベルだけ貼ってありました。シンプルそのものです。

パッケージに含まれていたのは、簡易な説明書と本体のみ。

本体はこれ。ホワイトボディにブルーのラインが爽やかな印象を与えます。

裏面にLANコネクタの差し込み口とSSID等の記述が。

背面は、収納式のコンセントプラグ。つるつるのホワイトボディと異なり、ここだけ素材がマットなものになります。

プラグを出した際の全体のフォルムはこんな感じ。

長いこと使っていたAirMac Express(第1世代)と比較。AirMac Expressは約189gに対して、ちびファイ3はわずかに55g。3分の1以下です。勝負にならない軽さです。

形状的に似ている、Apple 5W USB電源アダプタと比較。こっちはさすがに小さすぎ。

とりあえず結線してみました。壁面のコンセントに差せば、よりシンプルな見た目になります。

本体に記載のあったSSIDを見つけたら、パスワードを入力して接続します。

ちびファイ3は11nに対応しており速度は最大で150Mbpsになります。
自宅の光回線ルーターに直結した状態で、iPhone 5sで計測してみました。ダウンロードが40.23Mbps、アップロードが47.34Mbpsです。このあと何度かテストしてみましたが、概ねこの値を微妙に前後する速度でした。

参考までに、自宅の据え置きルーターで計測した場合。

管理画面はWebブラウザで設定可能。192.168.111.1で開きます。ただ、変更できるのはアクセスポイント名とユーザーのログイン情報だけなので、細かい設定はできません。シンプルさが際立ちます。

まとめ
というわけで、機能とデザインをシンプルに絞り込んだ「ちびファイ3」。ちっともかさばらないので、旅に出るときはとりあえずカバンに放り込んでおける、一押しのアイテムです。

デザインもさることながら、2,000円台という超低価格で買えるお買い得感もポイントです。